来る2013年(平成25年)6月7日(金)、8日(土)の2日間、新潟市の朱鷺メッセにおきまして、第28回日本生体磁気学会大会を開催させていただくことになりましたので、ご挨拶させていただきます。
本大会は、長年てんかん診療における脳磁図の臨床応用と誘発磁場の研究を行っております国立病院機構西新潟中央病院院長の亀山茂樹が大会長として、また共同研究を行っている新潟医療福祉大学運動機能医科学研究所教授の大西秀明先生に副大会長をお願いし、お世話させていただきます。新潟では、初めての開催になります。
例年通り、医学や神経科学、工学系をはじめ、いろいろな分野における磁場研究からの成果を持ち寄って、多くの先生にご参加いただき活発な議論をお願いしたいと思っております。今回は、著名な池谷裕二先生(東京大学大学院薬学系研究科)に特別講演をお願いできることになりました。さらに、心磁図、脊磁計およびてんかんをテーマにした3つの教育講演、8つのシンポジウム(37演題)と2つのワークショップ(8演題)などを企画しました。お陰様で、U35には47題、一般ポスターには29題の合計76題の登録をいただきました。全演題数は125題となり、盛りだくさんな内容で実り多い学会にしたいと思っております。
懇親会は、地上31階の朱鷺メッセ展望室(125m)で日本の夜景100選に選ばれた新潟の夜景を一望しながら、酒王国といわれる新潟の酒や料理をご堪能いただけると思います。今回はU35の発表を口演で行い、優秀な演題発表に懇親会で朱鷺賞を差し上げることにしておりますので、すばらしい発表を期待しております。
アクセスの良い新潟にたくさんお集まりいただき、十分満足してお帰りいただけるように万全の準備をしてお待ちしております。新潟では、朱鷺の野生化再生に向けた努力が力強く前進して、朱鷺からたくさんの元気をもらっていますので、朱鷺を見に佐渡へも足を伸ばしていただければ幸いです。
以上、本学会の開催にあたり、ご支援・ご協力をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
第28回日本日本生体磁気学会大会
会長 亀山 茂樹
(国立病院機構西新潟中央病院院長)
副大会長 大西 秀明
(新潟医療福祉大学運動機能医科学研究所教授)