診療内容・特色
脳や神経の機能的異常(主として異常興奮するものや機能的なバランスの障害)による病気を手術により治療することをいいます。 表のような病気にいろいろな手術をおこないます。
意識障害はいろいろな原因によるものがありますが、いわゆる植物状態にならないように、脊髄の慢性電気刺激で脳の働きを刺激する治療です。
対象疾患 | 治療法 | |
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薬剤抵抗性てんかん | 焦点切除術 脳葉切除術 脳梁離断術 軟膜下皮質多切術 視床下部過誤腫に対する定位的凝固術 迷走神経刺激療法(VNS) |
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パーキンソン病 | 定位脳手術 脳深部刺激療法 |
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振戦
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定位脳手術 脳深部刺激療法 |
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ジストニア | ・全身性ジストニア | 脳深部刺激療法 |
・痙性斜頸 | ボツリヌス毒素 脳深部刺激療法 |
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・書痙 | 定位脳手術 脳深部刺激療法 |
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・眼瞼けいれん | ボツリヌス毒素 脳深部刺激療法 |
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ヘミバリスム | 脳深部刺激療法 | |
顔面けいれん |
微小血管減圧術 ボツリヌス毒素 |
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三叉神経痛 |
微小血管減圧術 神経切除術 |
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舌咽神経痛 |
微小血管減圧術 | |
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脊髄刺激療法 | |
痙性麻痺 (難治性痙縮) |
・脊髄損傷 | バクロフェン持続髄注療法 |
・脳卒中・頭部外傷後 | バクロフェン持続髄注療法 ボツリヌス毒素 |
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・脳性麻痺 | バクロフェン持続髄注療法 ボツリヌス毒素 |
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遷延性意識障害 | 脊髄刺激療法 脳深部刺激療法 |
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ジストニア型脳性麻痺 | 定位脳手術 |
医師一覧
職名/医師名 | 専門分野 | 認定資格 | 卒業年 | 外来診療日 |
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臨床研究部長 福多 真史 |
機能脳神経外科 てんかん外科 |
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医・指導医 日本てんかん学会認定てんかん専門医・指導医 日本臨床神経生理学会認定指導医 (脳波分野、筋電図・神経伝導分野) |
1987年 |
月・水 |
臨床検査科長 増田 浩 |
機能脳神経外科 てんかん |
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 日本てんかん学会認定てんかん専門医・指導医 |
1986年 | 木(再来) |
生理学研究室長 白水 洋史 |
機能脳神経外科 てんかん外科 |
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医・指導医 日本てんかん学会認定てんかん専門医・指導医 日本臨床神経生理学会認定専門医・指導医(脳波分野) |
1998年 | 月・木(再来) |
機能脳神経外科医長 伊藤 陽祐 |
機能脳神経外科 てんかん外科 |
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医 日本てんかん学会認定てんかん専門医・指導医 インフェクションコントロールドクター認定 |
2005年 | 水 |
太田 智慶 | 機能脳神経外科 てんかん外科 |
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 日本脳神経血管内治療学会認定専門医 日本てんかん学会認定てんかん専門医 |
2013年 | 木(再来) |
専門外来
手術実績
▼2023年度(2023.4.1~2024.3.31)
病名または術式 | 件数 | ||
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脳腫瘍摘出 | 0 | ||
硬膜下血腫(穿孔ドレナージ/血腫除去) | 0 | ||
小脳出血開頭ドレナージ | 0 | ||
V-Pシャント L-Pシャント | 3 | ||
機能的脳神経外科手術 | 微小血管減圧術(開頭/脳神経手術) | 6 | |
側頭葉切除術 | 0 | ||
焦点切除術(含病変) | 4 | ||
脳梁離断術 | 6 | ||
硬膜下電極留置術 | 2 | ||
脊髄刺激電極留置術 | 0 | ||
電極抜去等 | 5 | ||
頭蓋形成(硬膜形成) | 0 | ||
頭蓋形成 | 0 | ||
その他 | 8 | ||
小計 | 34 | ||
定位脳手術 | 温熱凝固術(過誤腫 他) | 13 | |
脳深部刺激電極留置術(パ) | 8 | ||
その他 | 1 | ||
小計 | 22 | ||
IPG植え込み術 | 11 | ||
脊椎刺激電極留置術 | 8 | ||
植え込み術 | 0 | ||
迷走神経刺激装置術 | 19 | ||
その他 | IPG交換 | 32 | |
ITB充填 | 33 | ||
デブリードマン | 1 | ||
その他(アテローマなど) | 9 | ||
機能脳神経外科合計 | 171 |
診療について
Medical treatment