病院長よりみなさまへ
基幹型臨床研修病院としての歩みが始まりました
1986年に大学医学部を卒業した私は、初期研修医として2年間、新潟市民病院で臨床経験を積みました。そこで出会った患者の方々は、医師としての私の成長を導いてくださった「恩師」です。
医師免許を取得して最初の2年、幅広い分野を研修する仕組みは、現在も変わっていません。ただ、医学・医療の進歩はめざましく、医師が身につけるべき知識、スキルは高度化しています。指導する側の病院も、ふさわしい力量を求められるのは言うまでもありません。
厚生労働省のさまざまな基準を満たし、独自に初期研修医指導を実施できる病院が「基幹型臨床研修病院」です。
当院も先ごろその認可を受け、今春、1期生が初期研修を開始しました。患者さんとの出会いを通して医師として日々成長する姿は、私を初心に立ち返らせてくれます。
2025年6月 国立病院機構西新潟中央病院 病院長 大平徹郎
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